工場の停電トラブルを防ぐ方法!受変電設備の劣化サインと対策
静岡県静岡市を拠点にプラント・生産設備工場の電気工事を手がける有限会社北星電気です。工場の心臓部とも呼ばれる受変電設備は、工場全体の操業を支える重要な設備です。しかし、経年劣化や不適切なメンテナンスにより突然の停電トラブルが発生すると、生産ラインの停止や製品の品質低下など、企業に多大な損失をもたらす可能性があります。
この記事では、工場の停電トラブルを未然に防ぐために知っておきたい受変電設備の劣化サインと、具体的な対策方法を詳しく解説します。2000年の創業以来、20年以上にわたりプラント・生産設備工場の電気工事に携わってきた経験をもとに、エンドユーザーの皆様に役立つ実践的な情報をお届けします。
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受変電設備とは

■ 受変電設備の役割
受変電設備とは、電力会社から供給を受けた電力を工場の構内で使用するために電圧を変成(減圧)するための設備です。工場の心臓と呼ばれるほど重要な部分で、安全な工場の操業に欠かせないものです。
プラントや生産設備工場といった大規模な現場では、一般住宅や店舗とは異なり出力電圧も大きく、工場の基盤となる部分はとても繊細です。生産ラインに影響が出ないよう施工管理をしなければいけません。
■ キュービクルの重要性
キュービクル(受変電設備)は、電力会社から供給される高圧電力を工場内で使用できる電圧に変換する重要な装置です。トランス(変圧器)、高圧遮断機、接地(アース)などの部品で構成されており、これらが正常に機能することで工場の安定した稼働が保たれます。
受変電設備が故障すると工場全体が停電し、生産ラインが停止してしまいます。そのため、定期的な保守点検と適切なメンテナンスが不可欠です。有限会社北星電気では、トランス更新、トランスオイル交換、高圧遮断機の交換、接地の改修、熱対策、錆び対策、小動物進入対策などの工事に対応しております。
受変電設備は工場の安全な操業に欠かせない設備であり、トラブルが発生すると生産活動全体に深刻な影響を及ぼします。
受変電設備の劣化サインを見極めるポイント
受変電設備の劣化は、日常的に観察できる症状として現れます。これらのサインを見逃さず、早期に対処することが停電トラブルの予防につながります。以下では、代表的な劣化サインを詳しく解説します。
■ 異常音・異臭の発生
キュービクル内部から通常とは異なる音が聞こえる場合、部品の劣化や接触不良が疑われます。特に「ジー」「ブーン」という連続的な音や、「バチバチ」という放電音が聞こえる場合は、早急な点検が必要です。
また、焦げ臭いにおいや油の臭いが発生している場合も要注意です。トランスオイルの劣化や電気配線の過熱が原因となっている可能性があります。これらの症状を放置すると、火災や停電の原因となるため、異常を感じたらすぐに専門業者に相談することをおすすめします。
■ 絶縁性能の低下
電気設備の絶縁性能は、安全な電力供給に直結する重要な要素です。絶縁性能が低下すると、漏電や感電のリスクが高まり、最悪の場合は火災や停電につながります。
絶縁性能の低下は目に見えにくいため、定期的な絶縁抵抗測定が必要です。測定値が基準値を下回っている場合は、部品の交換や修理を検討する時期に来ています。特に湿気の多い環境や、高温にさらされる環境では絶縁性能の劣化が早まる傾向があります。
■ 錆・腐食の進行
キュービクル本体や内部部品に錆や腐食が見られる場合、経年劣化が進行しているサインです。特に接地(アース)部分や接続端子の錆は、電気的な接触不良を引き起こし、停電や火災のリスクを高めます。
錆び対策として、換気扇の取付や交換による熱対策、定期的な清掃、小動物(ヘビ・ネズミ)の進入対策などが有効です。有限会社北星電気では、これらの対策工事に対応しており、工場の安全な操業を支えています。
異常音
ジー・ブーン・バチバチという音が聞こえたら、部品劣化や接触不良の可能性があります。
異臭
焦げ臭いにおいや油の臭いは、トランスオイル劣化や配線過熱のサインです。
錆・腐食
接地部分や接続端子の錆は、接触不良を引き起こし停電リスクを高めます。
停電トラブルを防ぐ理由
■ 生産ラインへの影響
工場の停電トラブルは、生産ラインの停止を引き起こし、企業に多大な損失をもたらします。製品の製造が中断されることで納期遅延が発生し、取引先への信用低下につながる可能性があります。
また、生産設備が突然停止することで、製造途中の製品が不良品となったり、精密機器が損傷したりするリスクもあります。停電からの復旧作業にも時間とコストがかかるため、事前の予防対策が経済的にも合理的です。
■ 安全リスクの増大
受変電設備の劣化による停電は、工場内の照明や換気設備、安全装置の停止を引き起こします。これにより、作業員の安全が脅かされ、重大な労働災害につながる可能性があります。
過電流や漏電などの異常が発生した際には自動的にブレーカーが遮断し安全を守りますが、受変電設備そのものが故障していると、このような安全機能が正常に働かない可能性があります。
停電トラブルは生産性の低下だけでなく、作業員の安全を脅かす重大なリスクです。定期的な点検で未然に防ぎましょう。
受変電設備を長持ちさせる方法
■ 定期点検の実施
受変電設備の寿命を延ばし、停電トラブルを未然に防ぐためには、定期的な保守点検が不可欠です。法定点検として、年次点検と月次点検が義務付けられていますが、それに加えて日常的な目視点検も重要です。
点検項目としては、異常音・異臭の有無、計器類の指示値の確認、錆や腐食の進行状態、絶縁抵抗値の測定などが挙げられます。これらを定期的にチェックすることで、劣化の兆候を早期に発見し、計画的な修理や部品交換を行うことができます。
静岡県静岡市に拠点を構える有限会社北星電気では、現場調査で各機械の役割や配置を理解した上で施工図面を作成し、それに基づく段取りを行っています。最小限の材料で最善なルートを確保することがいい電気配線の条件です。
■ 適切な更新時期の判断
受変電設備の法定耐用年数は一般的に15年程度とされていますが、使用環境や負荷状況によって実際の寿命は異なります。適切な更新時期を判断するためには、定期点検の結果と設備の稼働年数を総合的に考慮することが重要です。
トランスや高圧遮断機などの主要部品は、劣化が進行すると突然の故障を引き起こす可能性があります。完全に故障してから交換するのではなく、劣化の兆候が見られた段階で計画的に更新することで、突発的な停電トラブルを回避できます。
トランス更新
電圧を変成する重要部品であり、定期的なオイル交換と劣化状況に応じた更新が必要です。
高圧遮断機交換
異常時に電力を遮断する安全装置であり、劣化すると正常に機能しない可能性があります。
接地改修
接地抵抗値が基準を超えている場合は、感電や漏電のリスクが高まるため改修が必要です。
まとめ
工場の停電トラブルを防ぐためには、受変電設備の劣化サインを見逃さず、定期的な保守点検と適切な更新を行うことが重要です。異常音・異臭の発生、絶縁性能の低下、錆・腐食の進行といった症状が見られたら、早めに専門業者に相談しましょう。
受変電設備は工場の心臓部であり、トラブルが発生すると生産ライン全体に深刻な影響を及ぼします。生産性の低下だけでなく、作業員の安全を脅かす重大なリスクとなるため、定期点検による予防保全が不可欠です。
有限会社北星電気は、静岡県静岡市に拠点を構え、2000年の創業以来20年以上にわたりプラント・生産設備工場の電気工事に携わってまいりました。高圧受電設備工事、分電盤工事、恒温恒湿槽の組み立てやメンテナンスといった専門性の高い電気工事を得意としています。
スタッフ全員がプロの電気工事士としての責任と誇りを胸に、製造現場の安心と安全に貢献しております。設計から施工・管理まで一貫して対応し、工場全体の施設を把握した上で効率的な設計を実現します。静岡県静岡市・富士市はもちろん、首都圏や東海・関西と幅広いエリアで活動しております。
受変電設備の劣化が心配な方、定期点検やメンテナンスをご希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください。詳しくは054-335-1394までお問い合わせください。

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